地元主婦に聞いてみた「糸島のここが好き!」vol.2〜移住編〜

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ジモト主婦の方に聞く『糸島のここが好き!』特集の第2弾です。
今回は移住編として、糸島に移住して来られた方の生の声をお伝えします。
第1弾に続き、九州お仕事モール(ランサーズ×西日本新聞社メディアラボ) に登録されている、糸島在住主婦の皆さんにライターさんとして移住者目線での糸島の魅力を書いて頂きました。

1- 自然いっぱいの糸島で、子供がキラキラしています!

ph1娘が3歳になった頃、「たこあげってなぁに?」と尋ねてきました。
そういえば、凧あげをして遊んだことがありません。

家の近くは電線があるから危ないし・・・

でも、子供の頃の経験は大事です。
せっかく興味をもったことがあれば、体験させたい。

幸い糸島には、凧あげに最適な海岸がすぐ近くにあります。
早速、芥屋の海岸へ出向いて凧あげ開始!

海風にのって凧は高く舞い上がり、娘は凧あげ初体験を大いに楽しんでくれました。

凧あげの後は、シーズンオフの海岸に流れ着いた海藻や貝殻に大はしゃぎ。
寒さにも負けずたくさん遊び、素敵な一日を過ごすことができました。

糸島は、海岸をはじめ、身近な至るところに自然があふれています。

娘も小学生になった今、子供だけでの行動範囲も広がり、帰宅するとその日の発見を報告してくれるようになりました。

「今日は、つくしんぼを見つけたよ」
「友達の家の裏の林に、たけのこ生えてたよ」

話をする時のキラキラした顔はとても楽しそう。
そんな顔を見るたびに、糸島で子育てをして良かったなと実感しています。

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美詠 さん

40歳の専業主婦、子供2人。糸島に住んで12年。
最初の3年は会社勤めで仕事漬けでしたが、出産を機に会社をやめ、糸島での子育てにどっぷりはまっています。糸島での子育て歴9年。

2- 家族の喜ぶ顔が見たい、その思いで楽しむ野菜作り

ph2家庭菜園をして、自分で作った野菜を食べたい。
そんな希望を持って、菜園付きの土地を購入し、糸島へ移ってきました。

旬の野菜を家族と育て、食べさせてあげられるようになり、喜びを共感できる。
このことが糸島に移ってきて良かったと感じていることです。

家族の喜ぶ顔が見たいので、家族の好きな季節の野菜、今の時期は春に向けてエンドウ豆などを栽培しています。
天気の良い日は子供たちは公園ではなく、私の場合は菜園や庭に行き、畑仕事をし、子供たちは泥遊びを楽しんでいます。
そのため子供たちは泥遊びにしか興味がないのかと思っていました。
しかし、去年の夏にトマトやキュウリが大きくなり色づいてくると
「もう食べれるんじゃない?」
「たくさん採れたから今日はお友達に持っていこう!」
と楽しそうに収穫を手伝ってくれました。

何も言わなくても、うれしいことや楽しいことは共感できるんだなと改めて感じ、これからも野菜を育てることで一緒に楽しんでいけたらと思っています。

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ななん さん

3歳と1歳の女の子の子育てに奮闘中の30代の主婦です。美味しいものがたくさんある糸島で、子供連れでも気兼ねなく行けるお気に入りの場所を探しています。

3- 子育てを優しく見守ってくれる地域のあたたかい人々

ph3「かわいいね~。今、何歳?」
お年寄りの方によく声をかけられます。

子どもができるまでは、人見知りだったので、通りすがりの人と立ち話なんて考えられないことでした。
しかし、赤ちゃんが生まれてからは、ベビーカーでの散歩中、病院や市役所に行った際など、必ずといっていいほど話しかけられます。
息子もお年寄りの方が大好きなので、問いかけに応じて、おもちゃを動かしたり、自分の絵本をみせたり、いないいないばぁをしたりとちょっとした待ち時間に遊んでもらっています。

都市部に出てみて同じ反応があるかというと、そうでもありません。
糸島にいる時だけなので、あたたかな地域の方に見守られているのだなと感じます。

住んでいるマンションの清掃員の方や、お隣さんは毎回話しかけてくれます。
しかし、息子はまだしゃべることができないので「バイバイ」のあいさつすら返せず心苦しい日々です。
ある日突然あいさつが返ってきたら、すごくびっくりすると思うので、その日を今から楽しみにしています。

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ぴよモン さん

1歳男の子の母親で、糸島に住んで8年になります。ハンドメイドが大好きです。暇があったら何か作って楽しんでます。

4- 田んぼが見える通学路~子どもを育む糸島の田んぼ~

ph4JRの駅から7分程、大きな道路にも出やすい場所にあるマンション。
便利なところが気に入り、主人と小学校3年生の息子と3人で引越してきて、1年が過ぎました。
マンションを出て、駅と反対方向が小学校への通学路。
駅側とは一変し、学校に近づくにつれて田んぼが広がります。

田んぼに水が入る頃、息子は田んぼが気になりだしました。
水を入れるために、どの水路を堰き止めるか、また水が流れ出さないように工夫が必要なこと。
オタマジャクシやタニシなど色々な生き物がいること。
気がついたことを誇らしげに話します。

2学期最初の日のことです。
帰ってくるなり「稲が大きくなってて、もうビックリした!」と、久しぶりの学校の話ではなくて、稲の話をはじめました。
青々と大きくなった稲が風にそよぐ光景は、小学生の息子なりに何か感じることがあったようです。

息子は通学中に田んぼが目に入ることで、日々変化していく様子や稲の成長を見ることが出来ました。
そして、その時々の季節を感じる心も育っているようです。

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やっち さん

糸島に住んで1年が経ちました。
糸島は石工だった曾祖父が暮らしていた土地だそうです。
神社に立ち寄って、狛犬や鳥居に曾祖父の名が刻まれていないか探しています。

5- 素敵な作品と出会い、子供と一緒に感性も磨ける糸島

ph5豊かな自然と美しい海が創作意欲を刺激するのか、糸島には多彩で個性あふれるアーティストが国内だけでなく海外からも多く集まっています。

東京に住んでいた頃、休日は美術館巡りに出かける事が私の1番の楽しみでした。
2年前に出産してからは、美術館に子供を連れて行くことは難しく感じ、自分の好きな時間を楽しむ生活はしばらく出来ないだろうと諦めていました。
しかし糸島には、林の中を進むとひっそりと佇む工房やギャラリーがあったり、糸島の土で作られた美しい器をつくる工房があったりと、子供連れでも気軽にアートに触れる事ができるスポットが沢山あります。
素敵な作品に出会える場所が身近にあるので、私の好きな時間を諦めなくてもいいのだと思ったのも糸島に移り住んで良かった事の1つです。

まだ子供は小さいですが、もう少し大きくなったら一緒に陶芸体験や、糸島に滞在しているアーティストによる絵画教室などに参加するのを楽しみにしています。
アート溢れる糸島は、子育て中の私でも好きな時間を楽しめる大好きな場所です。

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シナモン さん

15年程東京都内で会社員生活を送っていたが、自然豊かな土地で子育てしたいと考え2015年糸島へ移住。
天神・博多でのショッピングも大好きな30代主婦。