地元主婦に聞いてみた「糸島のここが好き!」vol.1

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地元で活動する移住者やジモトの生の声をお伝えする『VOICE 糸島』に続き、ジモト主婦の方に聞く『糸島のここが好き』特集です。
子育てや日常の生活目線に役立つ情報をお伝えしたいと思います。今回は九州お仕事モール(ランサーズ×西日本新聞社メディアラボ) に登録されている、糸島在住主婦の皆さんにライターさんとして『あなたにとっての一番の糸島のおすすめは?』という生の声を書いて頂きました。

1- 歩いて行ける「ホタルスポット」 子供とわくわく夜の探検

itococo-img-01「ねぇ、今年はもう飛んでる?」
初夏の時期になると、出会った近所の人達に、つい聞いてしまいます。我家の近所に、歩いて行けるホタルスポットがあるのです。

私が住んでいるのは、糸島の中では比較的新しい住宅地の南風台。山を切り開いた住宅地で、北に下ってすぐの所には田園風景が広がります。その田んぼの間を流れる多久川の周辺が、今回おすすめのホタルスポット。

「昨日飛んでるの見たよ!」という誰かの知らせをうけると、いよいよ夜の探検隊が出動します。
懐中電灯をしっかり持って、子供たちとわくわくしながらの出動。この辺りかな、という場所に到着すると、灯りを消して、皆で息をひそめます。
「あ!いたよー!」最初に見つけるのは、いつも子供たち。きれいで小さな光が、あちこちでふわふわと飛びまわります。

子供が通う小学校では、ホタルを守るために自分たちでできること、という授業も開催されます。
地域の皆できれいな環境を作り、ホタルを守っているのです。
糸島ならではの自然を大切にする考え方も、とても素敵でお気に入りです。

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美詠 さん

40歳の専業主婦、子供2人。糸島に住んで12年。
最初の3年は会社勤めで仕事漬けでしたが、出産を機に会社をやめ、糸島での子育てにどっぷりはまっています。糸島での子育て歴9年。

2- 友人や家族とともにのんびり過ごせる、カフェ「ことこと」

itococo-img-02私のお気に入りの場所はグリーンコープ糸島店の中にある「コミュニティカフェ&デリ ことこと」です。
ここは私の友人から教えてもらった場所で、子供連れにうれしいお店です。
持ち帰りの惣菜やパンの販売、店内では850円の2種類のランチ、「おまかせランチ」と動物性たんぱく質を使用していない「ベジデリランチ」があります。
ランチはどちらも野菜がたっぷり使ってあり、とてもヘルシーなのですが、「ことこと」ならではの「ベジデリランチ」がおすすめです。体に優しい大豆などの植物性たんぱく質を使った食事をして、体の中からリフレッシュできるからです。
食事スペースはテーブルと座敷があり、座敷スペースには絵本やおもちゃも置いてあるので、子供を遊ばせている間に大人はゆっくりと食事が楽しめます。
我が家の3歳と1歳の子供を連れての外食は抵抗がありました。しかし、「ことこと」を知ってからはちょっと息抜きしたいなと思ったときに利用させてもらっています。
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ななん さん

3歳と1歳の女の子の子育てに奮闘中の30代の主婦です。美味しいものがたくさんある糸島で、子供連れでも気兼ねなく行けるお気に入りの場所を探しています。

3- 子育てママの心強い味方「糸島市図書館(本館)」

itococo-img-03糸島市図書館(本館)2階の児童フロアーには、靴を脱いで絵本を読めるねころびコーナーがあり、そこの窓がうちの子のお気に入りです。窓下は交差点になっているので、たくさんの車が通るのです。上からたくさんの車を見ることができ、大興奮!飽きたら、絵本に戻ります。授乳スペースやおむつ替えも同じ階でできるので、とても助かります。
0~2歳対象の赤ちゃんや小さな子のためのお話会は2カ月に1度あります。絵本の読みきかせだけでなくわらべうたで遊んだり、小さな子を飽きさせない工夫がされています。
趣味が手芸の私は、何か作ろう!と思いたったら図書館で本を探します。編み物の本やバッグの本、妊娠した時は、赤ちゃんのための小物や布絵本を手作りしました。赤ちゃんが生まれてからは、おむつなし育児の本を読み漁ったり、離乳食の本を読んでレパートリーを増やしました。少しの間しか使わない本は買わずに借りることができ、お財布にやさしくスマートに暮らせます。
子育てで迷った時、図書館に行くのも新たな発見があっておススメです♪
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ぴよモン さん

1歳男の子の母親で、糸島に住んで8年になります。ハンドメイドが大好きです。暇があったら何か作って楽しんでます。

4- 子どもと一緒にサイクリングで見つけるお気に入り

itococo-img-04糸島で生活して1年、自転車に乗る機会が増えました。
私が住んでいる波多江とその周辺は、小学3年生の息子と自転車で出かけるのにちょうど良い平らな土地がひろがっています。

自転車で移動すると風の強さや太陽の暖かさを感じることができるし、車では気付けない場所を見つけることもあります。
子どもはブランコがある神社を見つけて気に入っています。
そこには、成長を確認できる目盛が刻んである石碑もあります。
もちろん良いことばかりではありません。
交通量が多い道など危険も多く、冷や冷やすることもありますが、子どもは周りを確認しながら走行できるようになってきました。

糸島はイベントも多いので、イベントと会場までのサイクリングを楽しんでいます。
高来寺にある原木集積施設「伊都山燦」では、木工教室や建築組み立てなど、木を使った体験が楽しめるイベントに参加しました。
会場周辺の田んぼや川といった、のどかな雰囲気も含めてお気に入りです。
これからも自転車で糸島のお気に入りを見つけるのが楽しみです。

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やっち さん

糸島に住んで1年が経ちました。
糸島は石工だった曾祖父が暮らしていた土地だそうです。
神社に立ち寄って、狛犬や鳥居に曾祖父の名が刻まれていないか探しています。

5- お気に入りのビーチを見つけて、家族でゆったり贅沢な休日を。

itococo-img-05東京から糸島に移住してきて約1年が経つ我が家。
豊かな自然に恵まれているのに市街地への交通アクセスも良く、都会と田舎のいいとこ取りができる糸島での暮らしを家族で楽しんでいます。

そんな私達の休日の楽しみ方は、ガイドブックには載っていない穴場のビーチを見つけて、2歳の息子と遊ぶこと。
糸島の美しい海を眺めながら、お弁当を食べたり釣りを楽しんだりして過ごします。
二見ヶ浦、野北海岸、幣の浜など人気のビーチは沢山ありますが、ガイドブックには載っていないとっても素敵な穴場のビーチに出会えるのも、糸島の魅力のひとつです。
夫が釣った魚を見て息子も大喜び!大事そうに自宅に持って帰ります。
釣れた魚を調理してしまうのは可哀そうと思っていた息子も、魚が食卓に上るまでを見て、小さいながらも命をいただいているんだ、と理解しているようで、「これって子供の食育にも繋がるね」と夫婦で話しています。
「おいしい!」と言いながら食べてくれる息子と食卓を囲みながら、糸島での贅沢な1日が終わります。

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シナモン さん

15年程東京都内で会社員生活を送っていたが、自然豊かな土地で子育てしたいと考え2015年糸島へ移住。
天神・博多でのショッピングも大好きな30代主婦。